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幼馴染みは革命家

投稿者:
  • 投稿日:2019/3/18
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買い物がてら黒陛下と街をぶらついてると、すれ違った女の子が、驚いたような顔でこちらを振り返り。?「…ど、同志ちゃん?同志ちゃんでしょ!?うわあっ、やっぱり同志ちゃんだ~っ!会いたかったよお~っ!!」いきなり抱きついてきて、頬ずりしてくる。…よりにもよって、黒陛下の見ている前で。(汗)?「同志ちゃん、忘れちゃったの?あたしだよ、あたしっ!幼馴染みのリンだよっ!!」リン?…リン!?お、おまえリンかっ!?小〇校でいっしょだった…あの、リンかっ!?幼い頃の記憶が、今の今まで忘れていた記憶が、まざまざと脳裏によみがえる。…主に、毛も生えてないツルツルマンコの映像とともに。黒「…ねえ、なんか感動の再会っぽいけど、できれば詳しく説明してくんない?『恋人』のあたしにも、よく分かるように?」思いっきりドスをきかせた声で、黒陛下がにっこり微笑む。微笑むが…目は決して笑っていない。(涙)リ「ちょ、ちょっと!恋人ってどういうコトよ、同志ちゃんっ!?お嫁さんにしてくれるって言ったじゃない!?指切りげんまんしたじゃない!?だからオマンコだって、恥ずかしいけど見せてあげたんじゃないっ!?あたし、同志ちゃんに会いたくて戻ってきたんだよ!?やっと革命を成し遂げて、人民の楽園も作ったんだよ!?あたし…あたし、同志ちゃんをお婿さんに迎えたくて、がんばってがんばって大粛清したんだよっ!?」…そう、アレはまだ小〇校低学年の頃。秘密警察に追われて亡命してきたとかで、この子が俺のクラスに転校してきたんだよな。可愛い子だったのに、口を開けば人民だとか革命だとかしか言わないから、なかなか友達もできずにいたけど、俺だけは、リンと仲良く遊んで大の友達になったんだ。電車ゴッコに鬼ゴッコ、そしてお約束のお医者さんゴッコ。毎日毎日、日が暮れてカラスが鳴くまで、飽きずにお医者さんゴッコばかりしていたなあ…。(遠い目)黒「あのさ…リンさん、だっけ?積もるハナシもあるだろうし、こっちもいろいろ聞きたいコトあるし、立ち話もなんだからウチまで来ない?お茶ぐらい出すわよ?」リ「そうですね。あたしもちょっと、あたしが留守にしてる間にナニがあったのか…同志ちゃんの口からじっくり聞いてみたい気分です。苺ジャムたっぷりのロシアンティーをご馳走してくれたら、同志ちゃんがあなたに話してない昔のコトなんかも、いろいろお聞かせできると思いますよ?…ふふっ、ちょっとした人民裁判の開廷ですね♡」黒「ほほ~?そりゃあ楽しみだわ。ええ、たっぷり聞かせてちょうだいな。ああ、あたしのことは康熙って呼んでくれていいわよ?ちょっとばかり、ここの帝国で皇帝やってんの」リ「皇帝!?…うっわ~、帝国主義者で、搾取階級で、人民の敵なんですね?すっご~い!あたしのことは、リンでいいですよ。イオセブ・ベサリオニス・ゼ・ジュガシヴィリとか、ヨシフ・ヴィッサリオノヴィチ・スターリンとか、名前はいろいろあるけど、長ったらしいし発音難しいでしょ?だから、短くリンって呼んで下さい。独りぼっちで泣き虫だったあたしに…同志ちゃんが呼びかけてくれた、大切な名前なんです♡」かくして、皇帝陛下と革命家は、運命の出会いを果たした。この先、いったいどんな運命が待ちかまえているのか?それは俺にも、誰にも、この動画の作者にすらも分からないコトだった。(無責任).※avharu様、ステキなモデルをありがとうこざいました。